家族が病気の時こそ団結を

家族の誰か一人でも病気になると、生活は一変します。家族の誰かが一人風邪をひいただけでもその家の生活リズムは崩れる可能性が高いので、誰かが大きな病に倒れた場合はなおさらでしょう。しかしそんな時こそお互いに協力し合って乗り越えるべきです。誰か一人に看病を任せたり、患っている本人の気持ちをないがしろにしたりだと、たとえ家族でも関係がギスギスとしてしまう場合があります。

家庭内の雰囲気を悪いものにしないために重要なのは、全員が協力をすることです。人のお世話をするということは、たとえ家族といえども体力的にも精神的にも負担がかかります。自分では気がついていなくても、疲れは確実に溜まってゆきます。

仕事をしながらの看病となると、やるべきことはぐんと増えて自分の時間はなくなると思って良いでしょう。「自分には仕事があるから」は協力出来ない理由になりません。忙しいのはみんな同じなので、それぞれが出来ることを分担して乗り切ることが大切です。

病気を患っている本人の気持ちも重要です。自分が家族の負担になっていると思わせてしまうような態度は好ましくありません。一番辛いのは病気になってしまった人なので、たとえ生活がきつくなったとしても本人を責めるような言動は慎みましょう。好んで病気になる人はいません。

お互いがお互いを労り、それぞれの生活が忙しいのを理解し合って行動し、感謝の気持ちを忘れないようにすることがとても重要です。家族との関係を悪化させてしまっては、後々後悔することになります。