家族の誰かが病気になった時、看病するにあたって周囲の人達が心がけることや大切な事が幾つかあると言われます。まず、治療コストや病院の入院コストなど、周囲の人達の金銭的な負担が大きかったとしても、決してそれを感じさせてはなりません。お金の心配はいらないことを感じさせてあげる必要があります。
もし実際のところ金銭的負担が大きくてキツイ場合は、自分の趣味に関する費用などをあてたり、いらない物を売ったりして頑張りましょう。病気になった家族が生命保険に入っているのであれば、プランにより保証を受けることができますので、確認してみると良いでしょう。また、高額医療費制度や介護保険制度等の負担を軽減する制度がありますので、医療関係者に相談してみるのも良い方法です。
病気の治癒には精神面が大きく影響します。例えば、治るか治らないかがわからないような病気の場合で、本人が不安な状態で過ごしている場合は、同じ病気を完治させ元通りの生活をおくっている人の実例を紹介してあげることなどが効果的です。
また、病気に関する正しい知識を蓄え、医師から告げられる様々な専門用語を理解することも大切です。もし知識レベルを高めることができれば、治療を受ける人へ詳しく説明してあげることもできます。
加えて、「笑う」という行為には精神面にも病気に対しても良い影響が出ると言われているため、面白い話を聞かせてあげたり、楽しい動画を見せてあげたりといったことも効果的です。